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ロービジョン基礎編

ロービジョン基礎編

ロービジョンには、視力の低下や視野の欠損、強いまぶしさなどがあげられます。確かに生活の様々な場面で困難を感じてしまう事があるかもしれません。
しかし、今ある視力、視野をうまく使う事で少しでも見やすい環境を作る事ができれば、生活をより豊かにする事が可能になるでしょう。

ロービジョンケアについて、まず視力、視野を有効に使い、まぶしさについてはそれを軽減する方法を取り入れる事がまず基礎といえるでしょう。

視力低下に対して

視力低下に対して

屈折矯正

メガネ
持っている視力を最大に生かすにはメガネやコンタクトレンズなどにより、近視、遠視、乱視を矯正しなければなりません。

矯正しない状態でルーペなどにより拡大しても、目そのもののピントがあっていなければ, 必要以上の高倍率な物を使わなければならないからです。

倍率が高すぎれば一度に見ることの出来る範囲は狭くなってしまい読書などは難しくなってしまいます。

あくまで、拡大するための道具は見たい物を拡大するのが目的ですから眼鏡やコンタクトレンズの代わりにはなりません。

見る物を拡大する

ルーペ
見えるような大きさまで拡大する事が持てる視力を有効に使う方法の基本になります。

例えば新聞を読むために0.5程度の視力が必要といわれていますが、仮に0.1の視力を持つ方の場合ならば5倍に拡大すればそれを読むことが可能という事になります。
倍率とは対象物を25㎝離して見た時に見える大きさに比べて、何倍に拡大されて見えるかを示しています。

生活環境や用途に合わせて様々な種類の物が用意されています。その中でもルーペ(拡大鏡)はよく用いられますが、やはり使用する方に合わせて手持ちの物から卓上型、携帯用など様々な物があります。

また遠方の物を見る為に単眼鏡弱視眼鏡などがあり、さらには進歩する電子機器の技術を用いた拡大読書器やオートフォーカスの単眼鏡など光学的な仕組みを用いた物ではできない便利な物も多く登場しています。

中心以外で見る

網膜の中心の視野や視力が弱い場合、網膜の中心以外の部分つまり、見たい物が視野に現れるように視線をずらすようにすることで読み書きが行えるようになることがあります。網膜の中心以外の部分は通常中心より視力が高くないため、それと併用して見たいものを拡大する道具が必要になる場合があります。
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視野異常に対して

視野異常に対して

見る物を縮小する

拡大鏡などとは逆に見たい物を縮小する道具を使えば小さくなってしまった視野でも一度に広範囲の物を見ることができます。
見える物は小さくなってしまうためにこの方法は高い視力が保持されている場合のみに有効です。
単眼鏡を逆さまに使用することでこの効果が得られる場合があります。

視野をすこしづつ移動させる

残された視野を使い、目や顔を少しずつ動かしながら連続した情報を取り込んでゆく方法を練習することをスキャニングといいます。

眩明(眩しさ)に対して

眩明(眩しさ)に対して

遮光レンズを使う

遮光レンズ
まぶしさを取り除く為に一般的な事はサングラスを用いることですが、それにより見え方を暗くする事は出来ても、まぶしさを完全に落としきれず目に入る光量不足からコントラストの低下を引き起こすことがあります。

この原因には光に含まれる青色の光(波長400nm~約500nm)があげられます。 青色の光は可視光線の中でもエネルギー量の大きさから網膜に対する影響が大きいといわれ、また目の中で散乱しやすい為、眩しさやコントラストの不足による視力低下の原因となります。

医療用遮光レンズは、これらの散乱光の原因ともなる光の成分だけををカットし、目の中に入る光を選択して通すことにより眩しさを抑えつつコントラストを高め、見え方を改善させる効果があります。
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