「度数の弱い子どもメガネ」はかけなくても大丈夫?
2022年06月15日コラム
先日レンズメーカー主催の弱視治療用眼鏡についてのWebセミナーに参加しました!
そこで、視能訓練士の方からお聞きした1つの事例をご紹介します。
7歳のお子様の親御様より
「眼科で弱視治療用眼鏡の処方箋を貰ったけれど、度数が弱いからメガネを掛けなくても大丈夫かしら…?」
というご相談があったそうです。
大人のメガネと同じく考えると、遠くまではっきりと見えなくても
学校の席が前の方だったりすれば困ることがないのでは?と思いますよね。
「子どもの視力は6~8歳頃にはほぼ完成します。
この間にくっきり見る為の視力と同時に重要な、
左右の眼で見ることで”立体や奥行き”を感じる両眼視機能があります。
両眼視機能を取得する為に度数が弱くても、眼科で合わせた処方箋でメガネを作ることが大切です。」
というセミナー講師のお話でした。
また、処方箋通りに作製しても
お子様のお顔に合ったフレームサイズではないとズレ落ちてしまい、治療用眼鏡の意味がなくなってしまいます…
当店では、子ども用メガネでは変形があまり生じない特殊な樹脂と、お子様一人ひとりにジャストフィットするフレームの取り扱いがございますのでご安心ください。
あくまでご相談の1例としてのお話でしたが、改めて治療用眼鏡の重要性を感じました。
私たち眼鏡店に出来ることとして、メガネの作成における知識や技術を磨き
お子さまの視環境をサポートしてまいります。
お子様のメガネ作りで不安な事は、お気軽にご相談ください!